ロ|201 100 000|4
神|201 000 000|3
勝:セラフィニ4勝1敗0S
S:小林雅0勝1敗17S
敗:江草2勝1敗0S
HR:ベニー ソロ10号/フランコ ソロ12号
ロッテ:セラフィニ-川井-薮田-小林雅
阪神:ブラウン-江草-ウィリアムス-藤川
星野SDも良く口にし、私も好きな野球の見方に「流れ」というものがある。
多少の不公平はあるものの、12球団「プロ」と呼ばれる選手の集団。そんなに実力に差があるわけではない。
そこに強い弱いが生じる理由は、「流れ」を手中にするすべを知っているか否かであるのだと思う。
「勝利の女神」という表現もありだが、男女均等の世の中、「流れ」と称したほうが無難であろう(笑)
さて、試合開始前「流れ」というものは本来両チームのちょうど中間にあるものだと思う。
もちろんチームの要が欠場とか、エースが登板とかいう状況に応じて多少の偏りは生じるかもしれない。
それが試合の進行と共にあちらへこちらへとふわふわと浮かんでいる。それがワンプレーごとに移動する。
今日の試合、点を取っては取り返す。勝てる可能性のある試合だった。相手に「流れ」が行ったきりにならないように、クリーンナップが何とか試合を壊さないよう踏ん張っていた。
もちろんその流れは、ちょっとしたことで阪神側にやってくる可能性もあったのだ。
4回に赤星四球。そして2打席まったくいけてない三振の関本。代打を出されても仕方ない状況での打席で、ノースリーからの三振。
さらに7回、2死から安打・四球・四球で満塁という自滅パターンの薮田に対し、初球146km/hのストレートを見逃すスペンサー。フォアボールのあとの直球を狙え!というセオリーは私が小学生の頃からよく耳にしていること。それが古い考えなのかどうかはわからないが、いつものスペンサーなら右打ちするのに絶好球だったのではないか?
そして2球目、大きなフォークに空振り。バッテリーの思う壺。
3球目、捕手橋本はインハイにそのミットを構えた。いわゆる「つり球」を要求した。しかし薮田の投じた球は初球とまったく同じところへのストレート。
投げ損じなのか、スペンサーの初球の見逃し方に薮田が何かを感じたのか。そしてスペンサーは見逃しの三振。この試合最大のピンチを薮田は、たった三球でしのいでしまった。
そしてもう、「流れ」は阪神側へやってくることはなかった。
1回:残塁数1:スペンサー(今岡タイムリー、今江エラー)
2回:残塁数2:関本
3回:残塁数1:矢野(金本タイムリー)
4回:残塁数1:関本
5回:残塁数1:スペンサー
6,8回:残塁数0:(三者凡退)
7回:残塁数3:スペンサー
9回:残塁数1:金本
本日の猛凡賞:
シェーン=スペンサー(5回目)
関本にせよ、スペンサーにせよ、自分はレギュラーじゃないんだという自覚を持って、一打席一打席を大切にプレーして欲しい。
あと、審判ももっとプロ意識もってやれ。
ちなみに、その7回の薮田の打球、モニターにシールを張って確認しましたが、ほんまにまったく同じ位置へのストレートでした。
というわけで、本日は少しだけtoraoさんっぽく書いてみたつもりだったのですが、読み返してみると、あんなにかっこよくは書けませんでした。
まだまだ評論家への道は遠いなぁ(苦笑)
そんなtoraoさんのブログが2位じゃんか。
人気ブログランキングでもロッテに首位を譲っちゃだめだめ!!ちなみにうちのブログは60位・・・・orz・・・
Comments
いやいや、もう…。
参った参った(笑)。
そうなんです。やっぱり真面目は私には似合いませんね(T_T)
でもtorao兄の、一打席に焦点をあてる文章、そこに生まれる緊張感に憧れてやみません。
しかし、パロディという表現をしていただき、新たな企画が思いつきました。ありがとうございます(b^-゜)
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